プルトニウムファイル―いま明かされる放射能人体実験の全貌
ピューリツァー賞受賞ジャーナリストの衝撃のノンフィクション、新装版で登場!
「プルトニウムの人体投与」――アメリカの名だたる医師や科学者が犯した国家ぐるみの人体実験。
半世紀を経て明かされた当事者たちの全記録。
プルトニウム原子の誕生からわずか4年半、マンハッタン計画が正式に発足し、放射能の人体への影響を知りたいがために、アメリカは国費を使って放射能の人体実験をはじめた。
その厚い国家秘密の壁は、半世紀を経て一人の女性記者によって崩れはじめたのだった。
そして「人体実験」の機密のヴェールは開かれ、コードネームだ けの被害者たちは、ようやく生身の人間と変わった。
しかし、汚染されてしまった被害者の体は
?実験によって亡くなった人は?
秘密主義の名残りが、実験に関わった医師たちの秘密隠蔽や言い逃れに変わるのか……?
【原題】"The Plutonium Files: America's Secret Medical Experiments in the Cold War"