ネットで儲ける王様のカラクリ ~物語でわかるこれからのWebマーケティング
この本の概要
「ホームページ制作なんて,人間の仕事じゃない」
一流IT企業・キングスター社に勤める平木の口から出た意外な言葉。地方で花屋を営む城之内は,売上が落ち込むばかりの現状を打開するため,まさにキングスター社にホームページの制作を依頼しようとしていたところだった。
城之内が平木の真意を質そうとしたのも束の間,城之内と平木にカミナリが落ち,二人の体は入れ替わってしまった!
平木となった城之内が目の当たりにする,IT企業の儲けのカラクリとは?
城之内となった平木が考え出す,弱小店舗が大企業に負けないための驚くべき秘策とは?
「誰も教えてくれなかった“ホームページの値段のカラクリ”とは?」
「SEO対策をしても結果が出ない理由とは?」
「ネット広告がお金のムダにならないか,どう見極めればいいか?」
ネットショップの店長・コンサルタントとして数多くの実績を持つ著者だから書けた,IT業界のリアルと売上アップのノウハウがみるみるわかる新感覚ビジネスノベル!
こんな方におすすめ
- これからの時代のネットのあり方を知りたい中小企業の経営者,Web担当者,マーケティング担当者の方
目次
- プロローグ
第1章 だれも教えてくれないホームページの値段のカラクリ
~「100万円出せば売れるホームページが作れますよ!」は本当か?
- 見積書の謎
- 本当に「売れるホームページができる」のか?
- 「運用代行」という名の集金システム
- 検索エンジン対策は本当に必要なのか?
- 「月3万円でねらった検索キーワードを上位表示!」の裏側とは
- 営業の電話をしてくるサービスは売れていない
- カッコいいデザインと分厚い提案書に心動かされそうな人がねらわれる
- 「みんながやっているから,自分だけやらないのは不安」な気持ちに売り込む
- 「フェイスブックを使えば売れる!」が商売になる理由
第2章 品揃えでも,価格でも,利便性でも大手に勝てない中小企業が利益を出すには
~ひたすら比べられ,マネされるネットで生き残るための戦略の立て方
- なぜネットショップで成功した人がコンサルタントをやるのか
- ネットビジネスはもう中小企業に優しくない
- 中小企業が利益を出すための戦略とは
- 英語が社内公用語になる「グローバル化以外」の理由
- 「株価を下げないために契約を維持する」という論理
第3章 どうすれば稼げるホームページを作れるのか
~他人に依存せずに成果を出すためのルールとテクニック
- 「ネットで勝てるビジネス」のポイントとは
- 比較されても勝てる市場を調べ上げる
- 儲かるためのレイアウト
- お客様にも検索エンジンにも評価されるコンテンツづくりのコツ
- より集客力を高め,安く仕上げるためのちょっとした工夫
- 検索で上位表示されなくても受注を勝ち取る方法
- ホームページがあるからこそ,チラシや広告の販促が生きる
- お金を稼ぐための原動力は自分の中にある
- 王様のホームページ
第4章 より多くのお客様を引き寄せる仕組みのつくりかた
~「広告を出せば,すぐに,たくさんの人に知ってもらえる」は本当か?
- イメージづくりは名前からはじまる
- ファンを作って継続的に仕事がとれる仕組みを整える
- 「広告を出せばもっと人が集まります」のウソを見抜く
- お金を出させるセールストークのしくみ
- なぜ,成果が出ない広告を買い続けてしまうのか
- 裸の王様
第5章 売れるために欠かせないたった1つのこと
~「仕事」と「ホームページ」に共通するいちばん大事なものとは
- 社内を少しずつ改革していく「勉強会」という可能性
- ビジネスが“上がり”をむかえる時
- 自分にとっての「仕事」の意味
- 企業にとって「ホームページ」とは何なのか?