身軽に暮らす ――もの・家・仕事、40代からの整理術
この本の概要
40歳から考える帰郷,子育て,転職,病気,親の介護,老いについて。
人生の後半をどのように働き,生きたいと思いますか? 『10年着るための衣類ケアブック』(小社刊・2012年)の石川理恵さんが,作家,主婦,料理家,食堂店主はじめ,さまざまな職業の方に「今の暮らしと人生の転機,これからの生き方」について聞きました。ものの持ち方,増やさない暮らし方,子が巣立ったあとの家づくり,年をとる前の身辺整理など参考になるガイド付き。
こんな方におすすめ
- ものやしきたりにとらわれず,身軽に暮らしたい人
- 生活に合わせて家のサイズを変える,整理するさまざまな事例を知りたい人
- 終の住処や定年後の生き方を考えている人
目次
身軽でいれば,いつでも新しいことがはじめられる
Part1 身軽な人の暮らしレポート
Life1 吉本由美
- 60代 故郷に帰る
- 「友だちと別れるのはさみしいけど,自由になりたい気持ちのほうが強かった」
Life2 山中とみこ
- 50代 最後のリフォーム
- 「住まいに満足していれば幸せと思える」
Life3 大久保紀一郎 大久保美津子
- 40代 自分の店を持つ
- 「定年まで待っていたら,できなかった」
Life4 内藤三重子
- 70代 同居で暮らす
- 「どういう風に受け入れるか できるだけメリットにするのは自分の責任」
Life5 山崎陽子
- 40代 生活をリセット
- 「新しい自分をはじめる そのわくわくした気持ちが原動力になる」
Life6 枝元なほみ
- 50代 社会参加のかたち
- 「ものさしひとつ持っていればいい」
Part2 ヒント集 身軽に暮らす実践
1 たのしく持つ
- 並べてしまう
- 自分流の使いかた
- かざる
- 置く
- 集める
2 気持ち良く減らす
- 整理の一歩は,把握から
- 失敗を恐れずに,減らす練習
- もったいない,めんどくさいをどうするか
- 直して活かす
column 居住12年目の片づけ記
3 最期を考える
- それぞれの見送りかた
- お墓のむずかしさ
- 最期の片づけは