大規模開発でも小規模開発でも使える TypeScript実践入門
この本の概要
最近,TypeScriptへの注目度は非常に高まっていますが,TypeScriptは単なるJavaScriptの置き換えではありません。TypeScriptを使えば,(1)早い=開発効率のアップが望める/(2)軽い=クライアント側の機能を拡大できる(いちいちサーバにアクセスしない)/(3)大規模=大規模開発に対応している,という恩恵が得られます。本書は,この3つのポイントにフォーカスして,しかもTypeScriptで「できること」の基本を漏れなく説明していくことを目指します。本書で身につけた知識は,大規模であろうと小規模であろうと今後の開発において必ずや役立つはずです。
こんな方におすすめ
- TypeScriptに興味はあるが,知識経験は乏しい方
- JavaScriptの基礎的な知識はあり,簡単なHTML5のサイトは作成できるレベルの方
目次
Preface 本書で扱うこと
Chapter 1 TypeScriptを使う
1.1 コンパイル
- 1.1.1 本書で前提とする環境
- 1.1.2 コンパイルとは何か?
- 1.1.3 コンパイラは必要なのか?
- 1.1.4 コンパイラは忘れることができるのか?
- 1.1.5 JavaScriptプログラマーよ,注意せよ!
1.2 型の導入
- 1.2.1 ネーミングの秘密
- 1.2.2 2種類ある型
- 1.2.3 基本的な型の数々
- 1.2.4 型指定でバグを検出できる例
- 1.2.5 型の推論
- 1.2.6 演算子と型
1.3 アンビエント
- 1.3.1 利用できない変数
- 1.3.2 見つからない理由
- 1.3.3 対処方法としてのアンビエント
- 1.3.4 “はず”という見込みの問題
他