3Dプリンタによるプロトタイピング
3Dプリンタは、試作品制作(プロトタイピング)のスピードアップやコストをダウンする有用なツールとして、自社での活用を検討している中小企業からの注目度もますます高くなってきています。
本書は、中小企業をはじめとしたユーザが、3Dプリンタをプロトタイピングとして活用するときに、知っておかなければならない知識を解説したものです。造形方式から3Dデータの作り方、仕上がり精度、強度、塗装、また3Dプリンタによる金属の造形と今後の課題についてもふれています。最終章は東京都立産業技術研究センターが技術支援した実製品の実例を掲載し、各社実製品のニーズに適した3Dプリンタの活用法を紹介しています。