江戸の暮らしが見えてくる 地図で読み解く江戸・東京
この本の概要
人口約1316万人,都市圏人口や都市GDP世界1位を誇る大都市・東京。その礎は,410年前に開かれた江戸の街にまでさかのぼります。本書は,江戸の知恵と街づくりやその変遷について,現在の東京との比較を通して知ることができる書です。江戸時代の地図と現代の東京の地図を比較しながら,江戸時代の暮らしや文化を解説します。現在の東京に残る江戸の姿を楽しむとともに,この都市がどのようにして今の姿になったのかがわかります。地図を見ながら江戸の文化に思いを馳せ,古の江戸を知り現在の東京を知ることができる1冊です。
こんな方におすすめ
- 江戸の歴史・文化・地理に興味のある人
- 東京の街歩きを趣味としている人
目次
江戸VS東京 ランドマーク徹底比較!
- 江戸ランドマークMAP
- 東京ランドマークMAP
第1章 武士の町をつくった家康の都市計画
- 家康の綿密なる都市計画
- 埋め立て事業の意外な担い手
- 一筋縄ではいかない江戸の範囲
- 江戸の町は武士であふれていた
- 江戸城下の大名屋敷は四種類
- 江戸の中核・江戸城のひみつに迫る
- 大手町から霞ヶ関は江戸の町がもとだった
第2章 江戸を支えた庶民の暮らしの知恵
- 土地利用から見えてくる身分格差
- 町人が組織した江戸の消防
- 鐘の音が知らせた江戸の時刻
- ほとんどの庶民は「町人」ではなかった!?
- 町の単位がわかると江戸の町が見えてくる!
- 与力・同心の副収入とは?
- 他