天文学の図鑑
この本の概要
天文学は最も古い学問のひとつです。人類は物心がついてから常に自分たちはどこから来たのか? そして,これからどこに行こうとしているのかを自問自答してきました。それから数千年を経た21世紀の今日,この本質的な人間の悩みに天文学がひとつの答えを導こうとしています。天文学者たちは今,宇宙の謎解きに挑戦しています。「天文学はみんなの科学」とも「理系の哲学」とも呼ばれています。また,宇宙は「不思議の玉手箱」であり「不思議の大海原」でもあります。本書を好きなページからひも解くことによって,広大な宇宙の謎解きの旅に出かけましょう。読者のみなさん一人一人が今すぐに知りたい宇宙の不思議について,現在わかっていることが明解に示されています。
こんな方におすすめ
- こよみや宇宙について素朴な疑問を持たれている方
- 天文学に興味のある方
目次
第1章 天体の動きとこよみ
- 春の星座と,春の大曲線
- 夏の星座と,夏の大三角
- 秋の星座と,北極星探し
- 冬の星座と,冬の大三角
- 太陽と月の大きさ
- 太陽の動きと1日の関係
- 太陽の動きと地球の自転
- 月の満ち欠けとひと月の関係
- 月の動きと満ち欠け
- 太陽の動きと1年の関係
- 太陽の周りを公転する地球
- 星の1日の動き
- 星の1年の動き
他