人類が火星に移住する日 --夢が現実に!有人宇宙飛行とテラフォーミング--
この本の概要
火星に着陸して活躍し続ける探査機キュリオシティ。それから送られる画像は地球の砂漠のようだ。どんどん進む調査につれ,火星に生命の痕跡があったとしても,もはや不思議ではない。本書は,キュリオシティから送られる写真やデータを紹介し,分かってきた火星の様子や基本情報をビュアルで解説する。また今後検討が本格化する,火星の有効利用について,深く掘り下げる。火星改造やテラフォーミングはもはやSFではない。そんな火星への科学の挑戦やロマンを浮き彫りにする。
こんな方におすすめ
- 宇宙開発に興味のある方
- 天文に興味のある方
目次
巻頭・火星最新報告
- 探査機キュリオシティーの火星探査活動
- 人類が火星に到達する日
- 竹内薫のPoint of View.1
- そもそもなぜ宇宙探査をするのか?
第1部 火星有人飛行の計画と課題
パート1 火星はどんな惑星か
- 1.もっとも新しい火星接近マップ
- 2.火星生命の存在の可能性
- 3.南極で見つかった火星の隕石
- 竹内薫のPoint of View.2
- 火星は誰のものか…宇宙法のお話
パート2 宇宙輸送システム
- 1.化学ロケットで火星有人飛行は可能か?
- 2.火星に向かう“宇宙の道”
- 3.2018年に飛び立つ巨大ロケット「SLS」
- 竹内薫のPoint of View.3
- 火星への旅はヒッチハイクで?
- 竹内薫のPoint of View.4
- 誰が火星への第一歩を記すのか?
- …アポロ11号を振り返る
- 4.火星に“39日”で到達するヴァシミールロケット
- 5.宇宙推進の主役となる原子力ロケットの開発
- 6.文明の未来と核融合ロケット
- 竹内薫のPoint of View.5
- なぜ人類は冒険したがるのか?
- 他