たのしいインフラの歩き方
この本の概要
ITの根幹を支えるインフラを切り盛りするには、いつ・どこで・なにを・どのようにしていくべきか?
アプリケーションエンジニアからインフラエンジニアに転身し、小規模なスタートアップから大規模まで幅広い経験を積んだ著者が、十数年で培ったノウハウを集大成。インフラに向き合うための心構え、ネットワーク設計などの基礎知識、最新のクラウド活用法はもちろんのこと、組織の規模別に求められること、引っ越しやコスト削減などのイベントに対処するための考え方など実践的な知識を1冊に詰め込みました。
こんな方におすすめ
- インフラの担当をまかされたエンジニア
- インフラエンジニアを目指す方
- 経営者
目次
はじめに
- 本書の構成
第1章 インフラの心得
1-1 なぜ,インフラの担当者が必要になるのか
- インフラに最低限必要なこととは
- 極力手間がかからないシステムをつくる
- お客様は社員である
- コラム 自滅他賛
1-2 インフラの環境と規模を考える
- 最初の条件は「場所」,次に「サービスの規模」
- オフィスは「与えられた箱で,いかにやりくりするか?」がカギ
- データセンターの契約形態はサービスの「規模」と「拡張スピード」で考える
- サービスでやっかいなのは,規模より性質
1-3 技術要件として確認しておきたい6つのこと
- 性能と予算のバランスを考え,決断するのも,1つの“技術”
- 予算
- OSS or 有償製品
- 冗長性
- 分散性
- 堅牢性(セキュリティ)
- 運用性
- コラム 緊急対応の思ひで
- 他