直感でわかるデータ分析
この本の概要
「これからはビッグデータを活用する時代だ!」
そんな声がよく聞かれるようになりましたが,現実的にはそうそう大量のデータを扱う機会などありませんし,そもそも分析の基礎知識がなければ宝の持ち腐れになるだけです。
本書は,データ分析の基本にして強力な武器であるグラフを使って,データに隠れた問題の原因や真実をひと目でわかるようにし,次の一手を見出す方法を解説。分析にExcelを活用するためのポイントや,実践的なケーススタディも豊富に掲載した,これからデータ分析を学ぶ方のためのいちばんやさしい入門書です。
こんな方におすすめ
- とにかくわかりやすいデータ分析の入門書をお探しの方
- マーケティングデータなどを分析しなければならない営業・マーケティング担当の方
- 統計の本を手にとってみたが,仕事の現場での役立て方がイメージできなかった方
目次
はじめに
第1章 分析に適したグラフを選ぶ
目的に適したグラフを把握する
- 分析実務向け
- 第三者への説明
- データ系列と項目
分析実務に向いたグラフ
- 汎用的に使える「折れ線グラフ」
- 2つのデータ系列を同時に比較し,関係を見る「散布図」
- 分布やちらばり具合を見るための「ヒストグラム」
- 重要な項目とその影響力がわかる「パレート図」(ABC分析)」
第三者への説明に適したグラフ
- 構成比をわかりやすく見せる「円グラフ」と「帯グラフ」
- 項目間の違いを見せる「棒グラフ」
- 3つのデータ系列を比較できる「バブルチャート」
ひとめでわかるグラフの適性と制約
第2章 作りたいグラフから利用するデータの種類や形式を決める
グラフを作るためのデータの種類と特徴
- データの4つの種類
- 目的に適したアウトプットから必要なデータの種類が決まる
データを収集する
- データを収集する3つの方法
- データが入手しやすくなる質問の並べ方とは
- 回答が偏らないようするための4つの配慮
- 他