お金をドブに捨てないシステム開発の教科書 ~なぜ,要件定義がうまくいっても使えないシステムができてしまうのか?
この本の概要
家は「高額で一生ものだから」とよく考えて買うのに,なぜ中堅企業でさえ数千万から数億円になるシステム開発では思考停止してしまうのか?
なぜ,要件定義がうまくいってもまったく使えないシステムが出来上がってしまい,お金をドブに捨てるハメになってしまうのか?
システムコンサルタント兼公認会計士という異色の著者が,“稼げるシステム”の作り方を教えます。
ベンチャーから中堅企業まで50社以上,業務設計・改善から会計監査さらにIPO支援まで20年近いコンサルティング実績があるからこそ書けたノウハウが満載!
こんな方におすすめ
- システム開発の失敗を防ぎたい情報システム部門/経営企画部担当者,経営者,ベンダーの方
目次
第1章 「稼げるシステム」と「稼げないシステム」の分かれ道はどこにあるのか?
お金をドブに捨て,競争力を落とした3社の悲劇
- システム開発には典型的なパターンがある
- 事例1 数千万円のシステムをあっけなく廃棄した製造業者
- 事例2 起死回生の業務改革がまぼろしに終わった建設業者
- 事例3 クレームだらけの新システムで業務が混乱した小売業者
最強のシステム設計図をつくるには
- 構想がなければシステム開発はうまくいかない
- 要件定義では「稼げるシステム」をつくれない
- システム構想づくりはなぜ難しいのか
- システム構想づくりを成功させる4つの視点とは
- 他