コンピュータ開発のはてしない物語 起源から驚きの近未来まで
この本の概要
いまや日常的に使われ,身近にあふれるコンピュータ。その起源は実に3万5000年前まで遡ることができる。古代からの計算道具が,現在私たちの知るコンピュータに姿を変えるまでには,パスカルやライプニッツといった誰もが知る偉人,チューリングやノイマンなどコンピュータ科学の基礎を築いた先駆者たちの壮大なドラマがあった。現代に続くパソコンの開発競争,最新鋭のコンピュータまで報告しつつ,さらには未来のコンピュータの姿を探る。※本書は「コンピュータ史」(オーム社,1983年)を全面改訂のうえ,改題したものです。
こんな方におすすめ
- コンピュータが好きな方
- コンピュータの歴史に興味がある方
目次
第一章 コンピュータの起源を求めて
- 歴史上最古の計算道具にはどのようなものが存在したのか
- 17世紀に誕生したユニークな計算道具
第二章 「最初のコンピュータ」はどのようにして誕生したのか
- 17世紀 ヨーロッパの先駆者たちによる「計算機械」の発明
- 19世紀 発明の舞台はヨーロッパからアメリカへ
- 20世紀 機械式から電子式へ
- それでは,どれが世界最初のコンピュータなのか
第三章 ソフトウェアはコンピュータとともに産声を上げた
- ソフトウェアとは何か
- 初期のオペレーティング・システムがたどった変貌の歴史
- 代表的なオペレーティング・システムの誕生物語
- なぜ次々に新しいプログラミング言語が作られるのか
- データベース管理システムはなぜ重要か
- 他