「いい写真」はどうすれば撮れるのか? ~プロが機材やテクニック以前に考えること
この本の概要
「いいカメラを使っても,画質はきれいだけど,いまいちピンとこない写真しか撮れない……」
そんな悩みはどうすれば解決するのか。プロカメラマンとして活躍する著者が,「きれい」「かっこいい」「おいしそう」「かわいい」「うれしい」といったキーワードをふまえて,イメージ以上のよさを引き出すために何に注目し,どう考え,どんな準備をして,どう撮るか,という機材やテクニック以前の「考え方」を教えます。
こんな方におすすめ
- より上手に写真を撮りたいと思っている方
- そこそこ良いカメラやレンズを持っているのに,いまいち自分の写真に満足できていない方
目次
はじめに 高いカメラを使っても「いい写真」は撮れない
第1章 「いい写真」ってどんなもの?
撮影に入る前に
- 万人に「いい」と思ってもらう必要はない
- いい写真=売れる写真とは限らない
- 「“いい写真”お願いします!」はなかなかクセモノ
- 連写をしても決定的瞬間を撮ることはできない
- 「なぜ,こう撮るか」を言葉にしよう
- ルールを知れば魅力が見える
- 自分とのコミュニケーションが写真に反映される
「白い背景に白い卵が1個」をどう撮るか
- 正解は自分自身の中にある
- いい写真に不可欠な基本動作とは
- コラム 同じ「写真家」という職業でも,報道と広告ではまったく違う職業である
- 他