フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す!元国税調査官のウラ技 第3版
この本の概要
フリーランスや個人事業主の方が1年間の仕事の成果を書き入れる確定申告書。その申告書に何を書くのかによって,手元に残るお金の額は違ってきます。確定申告には,「こうしたらトクになる」というやり方がありますが,納税者に有利になる(=納める税金が少なくなる)情報を税務署が教えてくれることはありません。節税にはとくに複雑な手続きは必要ないため,節税できるかどうかを分けるのは,ズバリ“知っているかどうか”です。確定申告を絶好の節税の機会にする方法を,元国税調査官の大村大次郎さんがお届けします。
こんな方におすすめ
- フリーランス・個人事業主向けの節税情報を求めている方
- 確定申告に関するウラ技的な情報に関心のある方
- フリーランス・個人事業主で確定申告に慣れていない方
目次
Part1 確定申告の心得
- 01 確定申告とは,そもそも何?
- 確定申告とは「所得税」の申告のこと
- 「所得税」は,どう決まるのか?
- 確定申告の方法は2種類ある
- 02 売上はきっちり把握しておこう
- 売上の把握はもっとも大事
- 売上帳は,銀行通帳を活用しよう
- 現金商売の人は毎日の売上帳をつけよう
- 税務署は抜き打ち調査にやって来ることもある
- 03 売上を抜いたらどうなるか?
- 売上は絶対に抜いてはダメ!
- 税務署は売上除外には敏感
- 少額の売上除外でも税務署はやって来る
- 税務署はなぜ売上除外に厳しいのか?
- 04 青色申告でないとダメ?
- 青色申告って何?
- 青色申告の申請期限
- 05 青色申告のメリット
- 青色申告の主な特典
- 06 青色申告のデメリット
- 青色申告,3つのデメリット
- 07 ホントは白色申告のほうが有利!?
- 白色申告も記帳が必要
- 白色申告の記帳は小遣い帳程度で大丈夫
- 08 会社と個人事業,どっちがいいのか?
- 会社と個人事業はどこが違う?
- 会社を作れば本当に税金が安くなる?
- 会社を作った人の税金が一番安くなる方法
- 最初は個人事業で,事業が軌道に乗ったら会社に
- 以下略