プロになるなら身につけたい プログラマのコーディング基礎力
この本の概要
仕事でコードを書くということは,そのコードを含むプログラムの品質を管理し,より良いものに改善し続けていくために,可読性を高めたり,よりシンプルにしたり,古い書き方を減らしたりといったことに気をつけなくてはなりません。本書ではC言語,Java,C#,Ruby,PHP,JavaScriptといったプログラミング言語でのより良いコードの書き方について,実戦経験豊富なエンジニアのアドバイスを詰め込みました。プログラミング言語の基本的な文法を習得したあと,次に何から学んだら良いのか悩んでいるプログラマにおすすめの一冊です。
こんな方におすすめ
- これからプログラマとして就職を志す学生
- 入社1,2年で自身のコーディング力を向上させたいと考えているプログラマ
目次
序章 良いコードを書くために
第1章 今すぐ実践できる良いプログラムの書き方[C,Java,C#,Ruby,JavaScript]
- 1-1 [C言語編]enum,配列,浮動小数点を駆使して差をつけよう「より良いプログラム書きのヒント」
- 1-2 [Java編]良いコーディングのさいしょの一歩
- 1-3 [C#編]言語機能の進化から学ぶ「良いコードの書き方」
- 1-4 [Ruby編]お作法を意識して可読性や保守性を高めよう
- 1-5 [JavaScript+HTML+CSS編]再考! 今どきのWebアプリ開発のベストプラクティス
第2章 今ふたたびのJava
- 2-1 Java 5/6/7の機能にみるリファクタリングの要点
- 2-2 業務アプリケーションにも使えるJava 8のラムダ式
- 2-3 Eclipseだけじゃない! 今どきの統合開発環境
- 2-4 トラブル時に頼りになるJDKの解析ツール
第3章 手を動かして学ぼう 正規表現入門~プログラミング/エディタ作業の効率大幅アップ
- 3-0 正規表現は絶対にマスターしておけ!
- 3-1 さまざまな形式の電話番号を検索しよう
- 3-2 カタカナ語の揺れを許容して検索しよう
- 3-3 HTMLをCSVに置換しよう
- 3-4 スペースや改行などの空白文字を検索/置換しよう
- 3-5 正規表現のパフォーマンスを意識しよう
- 他