セキュリティのためのログ分析入門 サイバー攻撃の痕跡を見つける技術

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出版社:技術評論社
ISBN:978-4-297-10041-4
本体価格:2,780円
発売日:2018年09月07日
著者:折原慎吾,鐘本楊,神谷和憲,松橋亜希子,阿部慎司,永井信弘,羽田大樹,朝倉浩志,田辺英昭 著
この本の概要
2020年の東京オリンピックはサイバー犯罪者には格好の標的。日本ではこの1,2年間にシステムへのサイバー攻撃や不正アクセスが急増すると言われています。本書で解説するログ分析は,コンピュータシステム(とくにインターネットにつながっているWebシステム)で記録されているログ(操作や処理の記録)から,サイバー攻撃の兆候をできるだけ早く見つけ出すための手法です。
本書は,企業のシステム担当者や,情報セキュリティの専門家をめざしている若手エンジニア・学生向けに,ログの監視・分析手法を解説します。ログ分析は継続的に行ってこそ意味のあるものです。そのため,できるだけ費用や手間をかけずに無理なく実践するためのノウハウも紹介します。自分で対策するにしろ,専門家に頼むにしろ,本書が対策を 考えるきっかけになるはずです。
こんな方におすすめ
- 自社のセキュリティ対策について迷っている人
- 自社へのサイバー攻撃をすぐに検知したい人
- ログ分析の手法を知りたい人
目次
第1部 ログ分析とセキュリティ
第1章 ログとは何か
- 1.1 世の中にあふれるログ
- 1.2 ログの役割
- 1.3 ログ分析の変遷
- 1.4 ますます重要になるログ分析
- 1.5 本書の構成
第2章 サイバー攻撃とセキュリティログ分析
- 2.1 身近になったサイバー攻撃の脅威
- 2.2 何が攻撃にさらされているのか
- 2.3 どのような攻撃にさらされているのか
- 2.4 どのように防御していくのか?
- 2.5 セキュリティログ分析の特徴
- 2.6 セキュリティログ分析の流れ
- 他