化石になりたい よくわかる化石のつくりかた
この本の概要
本書は,化石のタイプを12+αに分類。
それぞれの特徴や形成の仕方を,わかりやすく説明しています。
化石のできかたを学びたいと思ったら,まず最初に読んでほしい1冊です。
お値段は高めですが,「化石に興味のある方」から「専門家」まで,大いに参考にしていただけます。
博物館に展示されている化石。もうめちゃくちゃかっこいい。
「自分もあんな感じで飾られてみたい!!」
そう思った方,少なからずおられるのではないでしょうか。
本書は,100万年後に博物館に所蔵されることを目標に,自分に関することを化石化する方法を「まじめ」に探っていきます。
- きれいな骨を残すにはどうしたらいいの?
- 100万年後の研究者を悩ますために,奇抜な痕跡を残すには?
- 苦しむのは嫌なので,お手軽に痕跡だけを残したい!
- DNAまで残して,華麗に研究されたい
- 愛しきペットと暮らした空間を残したい
- 美しさを追求するために,自分の骨をオパール化したい!
こんなワガママな要求,この本なら満たせます。
ちなみに,化石化が実現しても,未来人に"発見"してもらえなければ意味がありません。
発見されやすい場所もばっちり考慮に入れて,全人類の化石化を完全サポート。
100万年後,ともに博物館で出会いましょう!
こんな方におすすめ
- 100万年後に博物館に展示されたい方
- 化石が大好きな方
- 博物館が大好きな方
目次
第1章 入門編~化石化の基本のキ~
- そもそも「化石」って何?
- そもそも“化石になる”のは合法なのか?
- いかに死すべきか? 何がNGか?
- 「化石鉱脈」という“最適地”
第2章 洞窟編~人類化石実績No.1!~
- 良質人類化石が洞窟から見つかる
- ヒトだけじゃない!
- 洞窟が“良質物件”となる理由
- 壁画でメッセージを
第3章 永久凍土編~自然の“冷凍庫”で~
- 肛門の蓋まで残る
- “最後の晩餐”も残る
- 冷凍庫に長期保存したシチュー
- 全身が埋没しないと大変だ
- 敵は温暖化
- 他