「独習Linux専科」サーバ構築/運用/管理――あなたに伝えたい技と知恵と鉄則

出版社:技術評論社
ISBN:978-4-7741-5937-9
本体価格:2,980円
発売日:2013年08月30日
著者:中井悦司 著

詳細は技術評論社サイトへ

 

この本の概要

Linuxの仕組みを本格的に知りたい,そして自分で試しながら機能を根底から理解したい!――そんな初学者のために本書は作られました。サーバ利用を中心に5章に分け,1章ではインストールからユーザの環境設定,2章ではプロセスとジョブ管理,合わせてシェルの使い方も解説します。3章はファイルシステム,4章はサーバ管理,5章では実際にアプリサーバの動作を深く学びます。読み終えると,一人のエンジニアとして何をすべきかが明確にわかるようになります。そうした本物の基礎を学ぶことができる新定番のLinux独習書です。

こんな方におすすめ

目次

第1章 はじめてのLinuxサーバ

  • 1.1 Linuxの生い立ち
    • 1.1.1 シンプルで拡張可能な仕組み
    • 1.1.2 オープンソースソフトウェア
    • 1.1.3 Linuxディストリビューション
  • 1.2 Linuxのインストール
    • 1.2.1 LinuxをインストールするPCの選択
    • 1.2.2 インストールDVDの作成
    • 1.2.3 Linuxインストールの実施
    • 1.2.4 Linuxの停止方法
  • 1.3 Linuxの操作を初体験
    • 1.3.1 リモートログイン
    • 1.3.2 インストール後の作業
    • 1.3.3 ディレクトリとファイル操作の練習
  • 1.4 Webサーバ構築を体験
    • 1.4.1 Webサーバの構築手順
    • 1.4.2 ちょっと寄り道――vi道場
    • 1.4.3 Apache HTTPサーバの導入

第2章 Linuxの基本操作を学ぶ

  • 2.1 プロセスとジョブ操作の基礎
    • 2.1.1 プロセスの基本動作
    • 2.1.2 プロセスの確認方法
    • 2.1.3 ジョブによるプロセス制御
  • 2.2 テキスト処理の実践活用
    • 2.2.1 ちょっと寄り道――SFTPでファイル転送
    • 2.2.2 標準入出力とパイプライン処理
    • 2.2.3 テキスト処理の実例
    • 2.2.4 正規表現
  • 2.3 シェルの機能と活用法
    • 2.3.1 ファイルパスの展開機能
    • 2.3.2 簡単なシェルスクリプトの利用
    • 2.3.3 コマンドヒストリとエイリアス
  • 2.4 ディスクとファイルシステムの基礎
    • 2.4.1 ディスクパーティションとマウント処理
    • 2.4.2 ディスク使用量の確認
    • 2.4.3 シンボリックリンクの活用

第3章 システム管理の基礎知識

  • 3.1 ユーザとファイルの管理
    • 3.1.1 ユーザアカウントとグループの基礎
    • 3.1.2 ユーザ/グループ情報とパスワードの管理
    • 3.1.3 ファイルのアクセス権
  • 3.2 パッケージとサービスの管理
    • 3.2.1 パッケージ管理
    • 3.2.2 サービス管理
  • 3.3 ファイルのバックアップ
    • 3.3.1 ファイルコピーのさまざまな方法
    • 3.3.2 ファイルのアーカイブと圧縮処理
    • 3.3.3 cronジョブによる定期バックアップ

第4章 サーバ構築・管理に挑戦

  • 4.1 Linuxサーバのネットワーク環境
    • 4.1.1 DNSサーバの役割
    • 4.1.2 Fedora17の固定IPアドレス設定
  • 4.2 Sambaで構築するファイルサーバ
    • 4.2.1 WindowsユーザとLinuxユーザの関係
    • 4.2.2 Sambaの導入と個人フォルダの公開設定
    • 4.2.3 共有フォルダの公開設定
  • 4.3 PostgreSQLで構築するデータベースサーバ
    • 4.3.1 PostgreSQLの導入と基本設定
    • 4.3.2 SQLの簡単な使い方
    • 4.3.3 ログ出力設定とシステムログ管理
  • 4.4 Ruby on RailsでWebアプリケーションを体験
    • 4.4.1 Ruby on Railsの導入
    • 4.4.2 伝言板アプリケーションの作成
    • 4.4.3 sudoコマンドによるシステム管理

第5章 Linuxの動作原理を学ぶ

  • 5.1 プロセスの状態とシグナル操作
    • 5.1.1 プロセスの動作状態
    • 5.1.2 プロセスシグナルによる操作
    • 5.1.3 マルチコア環境でのプロセスの動作
  • 5.2 メモリ管理とスワップ領域
    • 5.2.1 Linuxにおけるメモリの使用方法
    • 5.2.2 スワップ領域の役割
  • 5.3 Linuxのセキュリティ機能
    • 5.3.1 ファイアウォール機能
    • 5.3.2 SELinuxによるリソース保護
  • 5.4 (付録)RHEL6とFedora17の差分
    • 5.4.1 systemdとinitの違い
    • 5.4.2 UID/GIDの割り当て範囲の違い
    • 5.4.3 chronydとntpdの違い
 

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