Windows 8プログラミング本格入門 ~ストアアプリのUI/UX・実装・テストまで[Windows 8/8.1 対応版]

出版社:技術評論社
ISBN:978-4-7741-6421-2
本体価格:2,880円
発売日:2014年04月12日
著者:太田一郎 著

詳細は技術評論社サイトへ

 

この本の概要

本書は,Windowsストアアプリを構築する上で必要な要素技術の考え方および実装方法,テストまで,ひとつひとつ丁寧に取り上げて解説を試みます。Microsoft/Windowsのクライアントアプリ関連に精通した人であれば,手持ちのスキルをそのまま適用できるものの,初めてWindows上でアプリを書く技術者にとっては,これらの要素技術をある程度まず身に付ける必要が出てきます。「ユーザー体験に重点を置いたUIデザインの考え方」「非同期プログラミングの考え方」「インターネット接続される前提の設計」などのタブレットやスマホアプリ開発において有効な方法を明示しながら,開発手順がわかります。

こんな方におすすめ

 

目次

Preface

Introduction 開発環境のセットアップ

  • VS2013 Expressのインストール/ Visual Studio へのサインイン/開発者用ライセンスの取得およびインストール
  • Part1 基礎編
    Chapter 1 Windowsストアアプリの基本

    1-1 Windowsストアアプリとはどういうものか

    1-2 ストアアプリの実行環境と配布方法

    • タブレットというハードウェア/ハードウェアアーキテクチャ非依存/アプリケーションの配布と審査

    1-3 目指すべきデザインと操作性

    • ユーザーシナリオが焦点/コンテンツがUIの主役/キビキビと滑らかに反応すべし/インターネットとつながっていつも活き活き/スムーズなアプリケーション間連携

    1-4 ストアアプリのプログラミング

    • 新しいAPI(WinRT)/セキュリティモデル/アプリケーションのライフサイクルモデル

    まとめ

    Chapter 2 アプリケーションのデザイン

    2-1 ユーザーシナリオの設定

    • ユーザーシナリオからスタートする/ユーザーシナリオを書き出す/サブシナリオを整理する/コンテンツの見せ方を考える

    2-2 UIをスケッチする

    • 新着記事を表示する/タイムリーに新着記事を知らせる

    2-3 デザインを詰めて検証する

    • 新着を確認して共有・ブックマークする/ブログを新規登録する/ブックマークしたブログを検索する

    まとめ

    Chapter 3 UIを定義する ~XAML

    3-1 アプリケーション作成の前に知っておきたいこと

    • Windowsストアアプリ作成で必要な知識

    3-2 XAMLによるUI定義

    • XAMLとは/XAMLの基礎

    3-3 ルート要素と名前空間

    • インスタンスを生成する/新たな名前空間に対応づける

    3-4 プロパティの指定

    • プロパティ要素構文を用いる方法/属性構文を用いる方法

    3-5 インスタンスを利用する

    • インスタンスをC#から利用するには/メソッドやメンバ変数を追加する
    • まとめ

    Chapter 4 複数の表示方法を設定する~MVVMパターンとデータバインディング

    4-1 いまどきのUI をスマートにつくる

    • UIを柔軟に変更する仕組み/サンプルアプリケーション

    4-2 ビューモデルとデータバインディングを利用する

    • UIプログラミングの考え方/ビューモデルの定義/ビューの定義

    4-3 Model-View-ViewModel(MVVM)パターンを用いる

    • アプリケーションのコードはどこに書くべきか/モデルの導入

    まとめ

    Chapter 5 滑らかに反応するUIを実装する ~非同期プログラミング

    5-1 非同期プログラミングの必要性

    • どうしてUIはフリーズするのか/メッセージポンプの仕組み/非同期プログラミングとは/スレッドプールとは

    5-2 Taskを用いた非同期プログラミング

    • Taskの基本/進捗報告/キャンセル処理/非同期処理実行後の継続処理/非同期処理が実行されるスレッド

    5-3 async/awaitを用いた非同期プログラミング

    • 非同期プログラミングをもっと自然に書こう/asyncメソッドの仕組み/複雑な制御構造との組み合わせ/同期コンテキスト/asyncを利用するうえでの注意事項

    まとめ

    Chapter 6 ユーザーが安心して利用できる設計をつくる ~セキュリティモデルとプロセスライフサイクルモデル(PLM)

    6-1 安全でデバイスにやさしい実行モデルとは

    6-2 セキュリティの仕組み

    • サンドボックスとは/アプリデータの記憶領域/ファイルピッカーを用いたファイルアクセス/アプリ機能/
    • コントラクト/拡張機能

    6-3 プロセスのライフサイクル

    • プロセスモデル/バックグラウンド処理
    • まとめ

    Part2 実践編
    Chapter 7 モデルを設計する

    7-1 モデル仕様の設計

    • ユーザーシナリオを用いて分析・設計する/ユーザーシナリオのおさらい/新着を確認してブックマークする/新着記事をダウンロードする/設計したクラス

    7-2 オブジェクトモデルの検証

    • エンティティの制約条件を満たす/機能を検証する/オブジェクト指向分析および設計について

    まとめ

    Chapter 8 モデルの実装とテスト

    8-1 モデルの実装

    • プロジェクトを作成する

    8-2 エンティティの実装

    • SubscriptionおよびEntry

    8-3 ユーティリティクラスの実装

    • StorageHelper/SettingHelper/ListHelper/SelectionHelper/ConstraintHelper

    8-4 コントローラの実装

    • Store/EntryDownloader/SubscriptionUpdater

    8-5 テストコードの作成

    • テストは必要か/テストプロジェクトの作成/テストクラスの作成/Storeのテストを作る/テストの実行

    まとめ

    Chapter 9 ビューの設計と実装

    9-1 ビュー実装のアプローチ

    • ビューモデルの設計/ビューモデルが提供する機能

    9-2 ビューモデルの実装

    • コンストラクタ/プロパティの実装/メソッドの実装

    9-3 ビュー実装のための下準備

    • コンバータの実装/文字列リソースの作成/文字列のローカライズ

    9-4 ビューの定義

    • DataContextの指定/静的リソースの定義/ビューのレイアウトの定義/LandscapeViewの定義/アプリバーの定義

    9-5 コードビハインド

    • ビューモデルの初期化/「更新」ボタンの初期化/「お気に入り」および「IEで開く」ボタンの処理

    まとめ

    Chapter 10 ユーザーシナリオの実装

    10-1 ユーザーシナリオを完結させる

    10-2 ブックマークしたブログ記事の検索

    • 検索結果ページに遷移する/ビューモデルおよびビューの実装/検索処理の実装

    10-3 購読するブログ情報の追加

    • SubscriptionFactoryの実装/購読ブログを追加するページの実装/共有コントラクトの実装

    10-4 気に入ったブログ記事のシェア

    • DataRequestイベントハンドラの実装

    10-5 ブログの更新情報の通知

    • バックグラウンドタスクの定義/バックグラウンドタスクの登録/マニフェストファイルの設定/ブログの新着記事の通知/バックグラウンドタスクのデバッグ

    まとめ

    Appendix1 C#のLINQメソッドに関する補足

    Appendix2 ソースコードのダウンロード

    Conclusion

 

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