理論から学ぶデータベース実践入門 ―― リレーショナルモデルによる効率的なSQL

出版社:技術評論社
ISBN:978-4-7741-7197-5
本体価格:2,880円
発売日:2015年02月27日
著者:奥野幹也 著

詳細は技術評論社サイトへ

 

この本の概要

本書は,DBを使ったアプリケーション開発経験があるエンジニアを対象に,リレーショナルモデルを理解し,より効率的にDB設計を行い,適切にSQLを使いこなすために必要な知識をまとめています。SQLとリレーショナルモデルの関係から述語論理,正規化理論,SELECTの詳しい解説,アプリケーション開発におけるデータ構造,リファクタリング,トランザクションまで理論と実践を併記して解説します。SQLを改めて勉強し直したい人,リレーショナルモデルについてより理解したい人に役立つ必携の1冊です。

 

目次

 

第1章 SQLとリレーショナルモデル

1.1 そもそもSQLって?

  • リレーショナルモデルを知らなくてもSQLは書ける?
  • RDBはリレーショナルモデルを正しく実践してこそ真価を発揮する!

1.2 リレーショナルモデル

  • リレーションの定義
  • 集合とリレーショナルモデル
    • 集合とは
    • リレーショナルモデルとNULL
    • 有限集合と無限集合
  • リレーションの演算
    • 制限(Restrict)
    • 射影(Projection)
    • 拡張(Extend)
    • 属性名変更(Rename)
    • 和(Union)
    • 積/交わり(Intersect)
    • 差(Difference)
    • 直積(Product)
    • 結合(Join)
  • コラム 要素にNULLが含まれていると……
  • クロージャという性質
  • リレーショナルモデルにおけるデータ型
    • データ型と変数
    • ドメインとは

1.3 SQLにおけるリレーション操作

  • SELECTの基本形
  • コラム 拡張の評価順
  • INSERT(挿入)
  • コラム Relvar
  • DELETE(削除)
  • UPDATE(更新)

1.4 SQLにあってリレーショナルモデルにないもの

  • 要素の重複
  • 要素間の順序
  • リレーションの更新
  • トランザクション
  • ストアドプロシージャ
  • NULL

1.5 まとめ

  • コラム リレーショナルモデルは古典的か
  •  
 

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