人間と社会を変えた9つの確率・統計学物語

出版社:SBクリエイティブ
ISBN:978-4-7973-7535-0
本体価格:1,900円
発売日:2015年04月18日
著者:松原 望

詳細はSBクリエイティブサイトへ

 確率・統計のパイオニアの発想がわかる!
 

パスカル、フェルマーからフォン・ノイマン、ケインズまで。「偶然」を測ることで不確実な未来を予測することに挑んだ確率・統計学のパイオニアたちの発想を、彼らと著者との仮想対話形式でわかりやすく紹介します。興味深いエピソードも楽しめる1冊です。 

本書は、弊社刊行のベストセラー、イアン・スチュアート『世界を変えた17の方程式』の確率・統計学バージョンです。下記の[内容例]のような、確率・統計学の発展における重要なトピックを、数学者・統計学者の発想がどういうものかがわかるように解説しました。さらに、彼らの人柄や時代的・思想的背景もあわせて紹介し、数学が苦手の読者でも十分に楽しめる内容です。 

[内容例] 
★パスカルとフェルマーが手紙でやりとりした「賭けの問題」とは? 
★ラプラスが考えた「証人が真実を述べている確率」とは? 
★ガウスが天体学者に先駆けて発見した惑星の位置計算とは? 
★ゴルトンは体格の遺伝をどうデータから読み解いたか? 
★ノイマンの「ゲーム理論」とはどういうものか? 

■目次:
第1章 確率は賭けから始まった……パスカル、フェルマー
第2章 当たりやすさは測定可能……ヤコブ・ベルヌーイ
第3章 確率論を発展させたおもしろい問題……ド・モアブル
第4章 原因と結果の法則……ベイズ
第5章 古典確率論の完成と新しい出発……ラプラス
第6章 天文学者も驚いたデータ予測の秘密……ガウス
第7章 統計理論を築いた人たち……ケトレー、ゴルトン、ピアソン、ゴセット、フィッシャー、ネイマン
第8章 現代確率論の誕生……コルモゴロフ
第9章 相手を知らずとも百戦危うくない「戦略」とは……フォン・ノイマン、ワルド、サベジ、ケインズ


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