Q&Aでよくわかるアレルギーのしくみ ――アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、花粉症、気管支ぜんそくの最新科学――

出版社:技術評論社
ISBN:978-4-7741-7717-5
本体価格:1,580円
発売日:2015年11月20日
著者:斎藤博久 著

詳細は技術評論社サイトへ

 

この本の概要

いまや日本人の国民病と言ってもいいアレルギー。衛生環境の整った都市的な生活が広がりを見せるなか,著者は「アレルギーはこれからの時代を生きる人たちの標準体質になる」と,統計的なデータを交えながら予見します。アトピー性皮膚炎,食物アレルギー,花粉症,気管支ぜんそく…増えつつあるアレルギーとどう向き合っていけばいいか? 乳幼児期の皮膚のバリアー機能の低下にアレルギー発症の根本原因があることなど,最新の科学知見に基づいたアレルギー情報をわかりやすいQ&A形式で解説する決定版。

こんな方におすすめ

  • アレルギー症・アトピー皮膚炎にかかわっている方
  • 免疫やアレルギーの機序に興味のある方

目次

第1章 アレルギーを起こす免疫のメカニズム

  • Q1 そもそもアレルギーって何でしょうか?
  • Q2 体を守ってくれるはずの「免疫」が,なぜ過剰反応を起こしてしまうのですか?
  • Q3 「IgE抗体」がなぜアレルギーを起こす原因になるのでしょうか?
  • Q4 なぜヒスタミンのようなアレルギーを起こす物質が放出されるのでしょうか?
  • Q5 逆に,アレルゲンが侵入してもアレルギー反応が起こらないのはなぜですか?
  • Q6 「制御性T細胞が増えるとアレルギーが抑えられる」というのは本当ですか?
  • Q7 過敏症とアレルギーはどう違うのですか?
  • Q8 アレルギーの分類について教えてください。

第2章 アレルギーはなぜ増えたのか

  • Q1 アレルギーが増加した原因はどこにあるのでしょうか?
  • Q2 衛生環境の変化は,アレルギーの増加に具体的にどう影響しているのですか?
  • Q3 清潔な環境によってアレルギーが増える「衛生仮説」はどう解明されてきたのですか?
  • Q4 自然に接する機会を増やせばアレルギーは減らせるのでしょうか?
  • Q5 子供の頃にアレルギー体質が決まってしまうというのは本当ですか?
  • Q6 アレルギーの発症に遺伝的な影響はないのでしょうか?
  • Q7 アレルギーはこれからも増えていくことになるのでしょうか?
 

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