コスパのいいシステムの作り方 ~しっかり見積もりたいのに勘を使うジレンマに向き合う
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出版社:技術評論社
ISBN:978-4-7741-9676-3
本体価格:2,760円
発売日:2018年05月25日
著者:南大輔 著
この本の概要
「うちって,システムにお金をかけすぎじゃない?」
そんな問いに的確な判断を下すにはどうすればいいか。
「勘に頼らない技術を求めても,結局は勘に頼る部分が少なからずある」
「過去の事例と比較しても,元のコストがまちがっていれば誤りの連続になるし,すぐに陳腐化する」
そんなジレンマに悩む方のために,大規模システムを多数経験してきた著者が,最小限のコストで最大の効果を得る「勘と経験」の本質を教えます。
こんな方におすすめ
- インフラエンジニア
- アプリケーションエンジニア
- アーキテクト
- プロジェクトマネージャー
- 情報システム部担当者
- 経営者
目次
第1章 どうやって予算を確保するか
文化の違いで変わる見積りへの影響
- 短期的なプロジェクトでポイントになること
- 中期的なプロジェクトでポイントになること
- 長期的なプロジェクトでポイントになること
- コラム お客さまのタイプの違いが文化の違いを生み出す
プロジェクトごとの予算確保から案件化まで
- コラム ITへの投資
- RFPも出せなければPoCもできないタイミングで予算を取るための5つのポイント
- どういうことをやりたいかを聞いて,必要なコンポーネントをおおまかに考える
- コンポーネントからシステムの規模をイメージする
- 既存のリソースに空きがあるか確認する
- 購入するハードウェアの規模を想定する
- 使われるであろうミドルウェアを確認する
予算が決まった後にすべきこと
- 予算が想像以上に削られてしまった場合は
- コストを下げる基本原則は「必要以上の開発をおこなわない」こと
- コラム 心配性のユーザー部門への2つの対策
- 他