棚分類コード活用のためのQ&A 2006/03/02

棚分類コードを活用する際に役立つQ&Aをまとめました。
ご活用ください。

Q.

棚分類コードに準じて、実際の棚構成もA1から並べる方がいいのでしょうか?

A.

棚分類コードは、棚の並び順とは異なります。つまり、A、B、C‥‥とアルファベット順に並べる必要はありません。また、01~99の小分類も並び順を変えたり、くくったりして構いません。書店様の立地条件や客層、棚レイアウトに合わせて、工夫してください。


Q.

ボウズに記載されている棚分類コードとキーワードが合っていないと思われる書籍があるのですが?

A.

棚分類コードは、1つの目安とお考えください。例えば、同じソフトウェアを取り上げた書籍でも、一般ユーザー向けか、プログラマー向けかで、棚分類コードは違ってくる場合もあります。棚分類コードは、出版社がその書籍をどの棚に置いてほしいかを表しています。キーワードと棚分類コードが一致していない場合は、ボウズに記載されている棚分類コードを優先していただく方がよいでしょう。また、ご担当の判断で、違う分類に置かれても結構です。


Q.

コンピュータ棚の本数が少なく、すべてのジャンルの書籍を置ききれないのですが‥‥。

A.

すべてのジャンルを網羅していただく必要はありません。立地条件や客層に応じて、ジャンルを絞っていただいて結構です。各ジャンルを網羅して数冊ずつ並べるよりも、力を入れるジャンルを絞り、そのジャンルのラインアップを充実させた方がよいでしょう。


Q.

店内のレイアウトの都合上、コンピュータ書棚が2島・4列に分かれています。このような場合には、どのような棚構成にすべきでしょうか?

A.

一例として、内容や客層から、1列目=D1→D2→B3→A2、2列目=B4→B5→A1、3列目=B2→B1→E1、4列目=H1といった棚構成にされている書店様があります。もちろん、立地や客層を考慮して工夫していただくのがよいと思います。


Q.

ソフトウェアがバージョンアップした時、古いバージョンの書籍は棚から外したほうがよいでしょうか?

A..

読者は必ずしも最新のバージョンを使用しているとは限りません。従って、ソフトウェアによっては古いバージョンの書籍が売れ続けるようなケースもあります。その場合には、古いバージョンと最新バージョンの書籍を並売していただくのがよいと思います。ソフトウェアによって、利用者が最新バージョンに移行する期間は異なりますが、基本的には最新より1つ前のバージョン用の書籍は棚に残しつつ、売れ行きを見ながら徐々に縮小していくようにするのがよいでしょう。なお、ソフトウェアによっては2~3世代前のバージョン用の書籍が売れ続けるようなものもあります。例として、Adobe IllustratorやPhotoshopなどはDTPの制作現場がすぐに最新バージョンに移行しないことから、2~3世代前のバージョンが使われているケースが多く、関連書籍もかなり古いバージョンが売れています。


棚分類コード


ページTOPへ