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2008年02月改訂版対応:棚分類コード 分類のポイント 2008/02/28

出版社様でも、書店様でも、棚分類コードを利用する際に、果たしてこの分類でよいのか、他のほうがよいのではないか、と疑問が生じるケースもあることでしょう。書籍の内容は棚分類に当てはめることを目的に作られてはいませんので、分類しにくかったり、複数の分類コードにまたがった内容のものなども発行されます。より適確な分類をしていただけるように以下に各分類の考え方を明確にしておきます。


■大分類ごとのポイント

A1 Macについてはすべての書籍がこの分類となります。OS、アプリケーションともに開発者向け、ユーザー向けどちらの書籍も存在しますが、その如何を問わずA1-01A1-02に分類します。
A2 PC自作や周辺機器の規格解説などがこの分類となります。多少プロブラミングについて触れていても主がハードウェアである場合はこの分類となります。
B1 開発者向けも、ユーザー向けも、UNIXをテーマとした書籍はすべてこの分類となります。Windows版もあるアプリケーションの解説書などは内容がどちらに重きを置いているかがB1とするかB3とするかのポイントとなりますが、それでも迷う場合は実際のユーザーの比率で判断するとよいでしょう。
B2 純粋に言語を解説したものは当然この分類ですが、アプリケーションなどの制作をテーマにしたものもこの分類でよいでしょう。Webプログラミングについても基本的にはこの分類ですが、HTMLやホームページ制作ツールなどはB5:Web作成に分類します。
なお、今回の改訂でB2-12としてSE向けの読み物を独立させました。
B3 この分類はユーザー向けのアプリケーション解説書が属します。AccessやVBA解説書などではプログラミングの内容も入ってきますが、ユーザーに向けての解説であるため、この分類とします。
B4 ユーザー向けのクリエイティブツールの解説書がこの分類となります。CADについてはコンピュータ棚から分離・独立させることもありますが、コンピュータ棚とする場合はこの分類となります。
B5 B5-01は個人ユーザーのホームページ作成をテーマとした分類。B5-02はホームページのパーツ制作をテーマとした分類。B5-03はWeb構築・運営やITビジネスを手がけるユーザー向けですが、ビジネス用途であることが明確な場合はD3-02が適当です。B5-04は特にWebに限定したデザイン書を分類します。
D1 D1-01はビギナー向けのパソコン入門書。D1-03は読み物ですが、読み物でもジャンルがはっきりしているものはそれぞれのジャンルに分類します。D1-05はPC完成品の解説書。D1-06は自作や技術者向けではない基本操作などを教えるもの。携帯音楽プレーヤはコンピュータ棚から独立させる場合もありますが、コンピュータ棚とする場合はD1-10。デジカメ関連は撮影術などまでD1-11にまとめてしまうと探しやすくなるでしょう。
D2 Windowsの使い方をユーザーに向けて解説している書籍はこの分類となります。Windows関連書でも開発者向けのものはB2など他の分類としたほうがよいでしょう。
D3 インターネットをテーマとした書籍が大変増えているため、今回の改訂で新設しました。
D3-01は個人ユーザー向けですが、特にD3-02はビジネスとして運営・利用するためのものとなります。
E1 個人向け、開発者向けを問わずネットワーク関連がこの分類に属します。E1-01E1-02は主として個人ユーザー向け、E1-04以降は主に開発者向けとなります。
E2 開発者向けのデータベースをテーマとしたものがこの分類となります。Accessなど個人向けのデータベースについてはB3-02となります。
H1 対象や分野、レベルに関わらず資格試験の書籍はこの分類となります。

棚分類コード


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